とうしょう尚   崎 尚

申(Saru2004)香炉

もともとは、粘土、土の塊、
両手を使い、命を吹きかけるように、少しづつ包み込みながら変形、
頭や手、足が誕生をしてきた、
塊から生まれたお猿です。




お香は香炉本体に直接に置くと, 
破損する恐れがありますので、 
耐火度の強い土で別に受け皿を作成し、
その受け皿でお香を焚き、
本体をかぶせて使います。
     
 申 香 炉

お猿さんがアグラをかいて
  座っている様子です。
 正面から後部にかけて、
唐草模様の切り込みが彫られています。





香炉の底部内側部は土手を設けて、
香合のように仕上げて、
正面に6&9の形をした唐草の模様が、
回転をしながら3箇所、後部に5箇所、
左右に1箇所ずつ香窓を開けています。





香炉、お猿の背中側です。

自然練込 申 香炉


自然練込はシンプルなデザインが良く映えると思います。
申らしくないお猿たちです。

作品展

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