とうしょう尚   崎 尚

新規築窯 半地下式穴窯レポート 2009

2009年 煙突部分 築窯

2009年3月中旬

未完成の煙突

建屋の一部

3月下旬
数段の上昇。

外は格安の煉瓦でコンクリートモルタル。
中はSK30番耐火煉瓦に耐火モルタル。

山を削っての煙突の部分は体を置く所が無く
足場もなく、狭い煙突内での作業。
入ったり、出たりと、、これが結構メンドイ。
忍耐。忍耐。



4月初旬
煉瓦の運搬に滑車を使うようにしました。



4月中旬
煙突の内部、こちらに体を置いての作業は
出来なくなりました。



5月初
煙突内部2メートル10センチ。
水平も間違いないです。




5月中旬

煙突の中間地点を過ぎ上部より垂らして
レベルを見ていた定規が使えなくなりました。

最後部までの定規のとり直しです。
確りと単管を固定して、、。

雨除けの仮設シートも貼り直します。

上部より糸を垂らし定規となる基準点を
見つけていきます。

既存の煙突の微妙な誤差も勘案しながら
微修正しセンター取りをします。

その、センターとは別に道糸の通過点を
計算上で決めていきます。

2009年5月同じ中旬

耐火煉瓦を仕入れに、岡山県備前市三石の
三石ハイセラムさんまで受け取りに行きました。

いつも、手積み手降ろしの作業です。


手前に仕入れた煙突外張用の煉瓦。

仕切り直して築窯の再開。
道糸も引き易くなりました。

6月初

煉瓦の内寸が煉瓦2丁分を切りました。
(約40センチ)



6月中旬

道糸を張って煉瓦を仮置き、
目地分を差し引きして裁断。

煙突内寸法38センチ角になりました。
煙突内高さ345センチを超えてきました。


6月中旬
煙突内、内寸法35.5センチ
高さ385センチになりました。




足場もよく見えて作業がしやすいですが、
上がったり、降りたりは、相変らずです。
水平も、傾斜角も
バッチリです。
上段になるにつれ本当の
左官さんのようになってきた気分です。

6月下旬

何とか、、。
ついに、設計寸法の
煙突内寸の400高さの36センチになりました。

2009年6月末 現在

当初の設計図面の通り、施工は完了しました。
最後に煙突の割れを防ぐ押さえを最上段に施工しようと思っておりますが、
それはまだ、現段階では完了しておりません、、。

今現在も少し悩んでおります、もう少し高く延ばそうか?、、、っと。
その結論は、2010年度に持ち越しです。



2009年実績レポート
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