作陶、土味へのこだわり
作陶、土味の魅力
作陶への道へのきっかけは、やはり土の表現力でした、
中央に見られる石ハゼ
これは、昭和中期の備前焼ですが、私の作陶への道への
もともとの引きがねとなった作品です。
中央に見られる、何か出てきそうな感じがする、
焼き物に、
不思議な魅力、生命力とその力を感じました。
今でこそ、その作者や、その経緯や作り方、名称が
理解できるようになっていますが、当時の子供の私には、
不思議な魅力や生命力と力を、確かに感じていたようです。
行動に移すきっかけは、九州の有田や、石川の九谷などの
窯業地を回ることが多くなってからです。
それは、キット、本来の土物という、焼き物を、
備前に感じれたからだと思っています。
そういう、焼き締めの陶芸が、
私をますますと作陶の道に引き込んでいきます。